テレビ取材依頼の件
数日前、NHKの高校講座担当デイレクターの方より電話がありました。
高校講座で、狭小住宅を取り上げるので、その中で実際に狭小住宅に住んでいる方にインタービュー出来ないかということでした。
狭小ならではの工夫や、設計など苦労された点など、又は実際の暮らしぶりを拝見したいとの主旨でした。
そこで、設計工房の久保氏に連絡してもらい、超狭小三角形の「落合の住宅」の施主に出演交渉してもらった結果、取材が決定致しました。
11月の下旬に放映予定ですので、是非ご覧ください。
それにしても、高校講座にまで取り上げてもらえるとは、うれしいことですね。
関西方面、新規建築家
この度、関西方面を拠点とする新規建築家が参加することになりました。
有限会社 小川建築工房の小川 一(はじめ)氏です。
小川氏は、ワールドフォトプレス刊の「狭小住宅パート3」にて、狭小の自邸+事務所で紹介されております。
なんと言っても、木造2階で、1階4.8坪、2階3.81坪といった超狭小の事務所がすごいですね。
ビフォー・アフターにて、テレビ出演もされた方で、ローコストにも強みがございます。
関西方面の方でも、今後は対応して行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。
⇒小川建築工房
クライアント面談No.6
昨日、吉祥寺のスタジオ・ノア森事務所にて、3件の相談、面談がありました。
午後1時30分~午後8時位の間で、休憩時間を入れて6時間ですが、3者3様の内容で時間の経つのも早く感じられました。
1番目のN様は、すでに土地が有り、そこでの建て替え希望で、10坪強の土地でどのような規模で建物が出来るかということでした。
2番目のG様は、土地はこれからですが、建物の規模と予算の点に関するご相談でした。
3番目のM様は、これはと思う土地があるので、そこでのプランニングと費用に関してでした。
それぞれの質問に対しての森氏の回答ですが、その際にも、既存の模型を使った説明の仕方が好評でした。
やはり、これからの建築家にもとめられるものは、具体性とスピードではないかと思いました。
クライアント面談No.5
先日の面談の続きです。
新規登録建築家、日比生寛史氏とクライアント様との面談の2回目になります。
日比生氏の事務所にて行われましたが、事務所自体が渋谷駅と表参道駅の中間で、集合的な住宅のビルです。
入り口も回転扉があり、古い感じで趣がございます。
近くには、芸能人などが住む、お洒落なマンションもあります。浜崎あゆみが一時、住んでいたとのことです。良い雰囲気の場所ですね。
今回は、ラフプランの提案として平面図と模型を出しました。
模型写真をご覧ください。敷地の形状が細長いですので、木造2階の住宅も細長い非常にユニークなものになりました。
クライント様の第一印象もよかったようで、「素敵!」という声が聞けました。
ここで、実現できたら、きっとマスコミ的にも興味が沸く建物になりそうです。

狭小住宅とストラディバリウス
タイトルのストラディバリウスとは、余りにも有名なバイオリンのことですが、その音色、風合いからして、非常に歴史を感じさせる名器です。
私が好きなベースギターに、このバイオリン型のビートルズのポールが使用していたHofnerのベースがありますが、それも同じく62年製、63年製の物は伝説のベースになりつつあります。
翻って、狭小住宅の名作品と言われるものをよく観察してみると、歴史の流れと個性の風合いを感じてしまうのです。
斬新なデザインで、ポップな感覚もあるのに、なにか落ち着いたものも感じる。
これは楽器に対する感覚と同じではないかと。
それにしかない音色がある。そんな狭小住宅が持てたら、最高ですね。